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企業・団体


株式会社日医リース

ヘルスケアの「トータル・サービスカンパニー」として、さらなる向上を目指す

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斎藤 健 様
(株式会社日医リース 取締役営業推進部長)
(「医療経営士」情報誌:「医療経営の理論と実践No.3」掲載)

社内の育成プログラムと医療経営士のプログラムがマッチした

 私たちは、医療・福祉機関を対象とする業界唯一の専門リース会社です。全国に19拠点を構え、自治体病院、民間病院、開業医等を中心に約1万6,000件のお取引をいただいており、年間約500件の新規開業をお手伝いしています。これまで培ってきた豊富な経験を基に、現在では確かな専門知識とコンサルティング能力を有した人材の育成に努め、「ヘルスケアにかかわるトータル・サービスカンパニー」を目指しています。

 医療機関に直接営業を行うスタッフが病医院の院長や医師、事務長等の実際に経営に携わっているお客様と商談する際、お客様のニーズに合った提案やアドバイス、または相談に応えるためには、単にリースの切り口からだけでなく、経営という観点や、医療業界全体に精通する知識がないと対応できません。そのため、かねてより営業スタッフ向けの社内独自の人材育成プログラムに取り組んできました。「医療経営士」の学習カリキュラムは弊社が求める人材育成プログラムにマッチし、最適であるところから、まずは、マーケットが広く、競争が激しい東京支店から挑戦しようと決意しました。今年2月5日に行われた第5回「医療経営士3級」資格認定試験までで、既に合計18名が「医療経営士3級」に合格しています。

全国の営業スタッフにも医療経営士取得を促す

 これまで毎週月曜日に営業スタッフの定例勉強会を実施していましたが、受験に当たり、新たに受験対策勉強会の日を設定しました。初級テキスト8冊に1テーマずつ担当講師を割り振り、講師は、該当テーマの重要ポイントをピックアップして営業スタッフに解説を行い、その後講師自らが作成した練習問題を全員で解答するスタイルで合計8回勉強会を行いました。講師側も、自らが正しく理解できていないと他人に説明できないので、特に若手を中心に担当講師を割り振るようにしました。その結果、自ら学んだ知識を率先して深掘りするようになり、営業先でも自信を持ってお客様と一歩踏み込んだコミュニケーションがとれ、信頼を得られるようになりました。3級に合格したスタッフには、より専門的な2級へとステップアップを促すとともに、全国19拠点の営業スタッフにも「医療経営士」の資格取得化を進めていきたいと考えています。

 目まぐるしいスピードで変化する医療業界において、医療と福祉に特化した専門リース会社としては、絶えず最新知識の習得や、環境変化への素早い対応が行えなくてはその役目を果たしていくことはできません。私たちの会社を支えているのは"ヒト"であり、若手スタッフから管理職まで、お互いに切磋琢磨しながら、知識および実践力の向上に努めていくことでお客様から信頼を得られ、最終的には業績の向上につながっていくものと確信しています。「21世紀の成長産業」と言われるヘルスケア分野は重要なマーケットであり、私たちも、医療・福祉の未来像を描きながら、お客様への支援を通じ、社会に貢献していきたいと考えています。


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