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病院


こひつじ会グループ

現場での実践力向上に向けて医療経営士取得を推進していく

横田泰洋氏
横田泰洋 様
(こひつじ会グループ人事担当)
(「医療経営士」情報誌:「医療経営の理論と実践No.4」掲載)

医療・福祉の経営に携わりたいという思いが医療経営士と重なった

 こひつじ会グループは、千葉県を中心に9診療所、6在宅介護事業所、グループ法人ではフィットネスや特別養護老人ホームなど一貫した医療・介護サービスを提供しています。私は当グループの経営企画室で、人事担当およびICT委員会の委員として勤務しています。私が「医療経営士」資格取得を目指したきっかけは、理事長から受けるよう勧められたということもありますが、私自身がこれまで考えていたことと、医療経営士という資格が目指すものが同じだったということが大きな理由です。

 学生の頃から医療・福祉業界で介在価値を発揮できるような人材になりたいと考えていましたが、工学部を卒業後は直接医療・福祉の業界には進まず、あえて違った分野で経験を積むことを選択しました。最初からその業界に入ってしまうとどうしても偏った考え方が身についてしまうのではないかと思ったのです。まったく別の業界に入って違った視点から医療・福祉業界が抱える課題を捉えることができれば、広い視野を持って問題を解決していけるのではないかという考えのもと、メーカー系SE、大手人材紹介会社で営業経験を積み、医療・福祉業界へ転職しました。今は人事担当ということで「人」に特化した業務ですが、将来的には経営の面にも携わっていきたいと考えており、そのような考えにマッチしたのが医療経営士の資格でした。勉強を通じて様々なことを吸収し、日常業務に活かしていければと考えています。

研究会への参加を通してさらなるスキルアップを図りたい

 日本医療経営実践協会関東支部が開催している問題解決型研究会に参加させていただきましたが、同じ志を持った人が集まり議論をすることは非常に有意義であると考えています。普段、他の医療機関の方と話をする機会がないため、他の医療機関の方がどのような課題に直面し、どのような努力や対策をされているのかを知ることができる貴重な場となっていますし、とても参考になります。

 また、この研究会は机上の話で終わるのではなく、「学んだことをいかに現場で活かすことができるか」に重きをおいています。「問題を解決するためにはどうすればよいのか」を学び、現場で実践していくことが目的ですので、学んだことは実業務に活かすことができなければ意味がありません。現在グループ内の事務職員で参加しているのは私のみのため、事務部門のスタッフには医療経営士資格取得と同時に本研究会への参加を促していきたいと考えています。現場で実践していく際には、「何をしなければならないのか」を理解している職員が複数いることがメリットになるからです。それ以外にも、様々な研究会等に積極的に参加していきたいと考えていますが、協会にはテーマの選定ももちろんですが、テーマに合った講師の選定をお願いしたいと思います。資格取得だけではなく、有意義な議論ができるように、継続して定期的な勉強会の開催を実施していただき、実践で活かせるようなフォローをお願いいたします。


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