優秀賞
『入院依頼の増加』を図り、『入院患者獲得』につないだ軌跡
~病院競争の生存戦略 地域医療連携センターの強化~
梅本 豊 ※共同執筆者4名
医療法人恒昭会藍野病院地域医療連携センター長/医療経営士3級 2003年に広島国際大学保健医療学部診療放射線学科卒業後、医療法人恒昭会藍野病院に就職。2012年に中央診療部放射線科科長に就任し、医療用画像管理システム(PACS)の導入・運用を主導。2014年には、予防医療センター室長を兼務し、健診システムの構築を主導。
2016年に地域医療連携センター地域医療推進室室長に就任。2018年に顔の見える関係構築を行い入院依頼件数の増加を果たしたことで、医療経営士学会北海道支部長受賞。2019年フレイル患者に対応した地域医療の偏在を解消する外来受診送迎サービスを構築し、同学会の医療経営に関する研究助成を受賞。
2020年に、地域医療連携センター長に就任。2021年、コロナ禍における地域包括ケアシステムの実現について医療経営白書に掲載。2022年、地域医療連携システム「ここりんく」を株式会社プレアデスセブンと共同開発し、入院患者数の増加を果たしたことで、2024年日本医療経営実践賞優秀賞を受賞。現在に至る。